算数の発展型

今日の医療を斬る - trackbacks(0) 腰博士

最近カードローンの過払い金に関するCMをよく耳にします。そして100万戻ってきたとか、150万戻ってきたとか・・本当かなあと思います。それにしても、なぜここまで過払い金のCMが多いのでしょうか。

 

調べてみるとどうやら現在が「過払い金返還バブル状態」なのだそうです。仕事を探す弁護士さんが「過払い金」をチェックして回収し、その回収額の一部を手数料としてもらうやり方。仮に過払い金があったとしても個人がカード会社に交渉しても断られるだけで、その点、プロの弁護士が交渉すると仕方なく返還されるというもの。私どもの医療業界で「医は算術」と皮肉を言われることもあるのですが、やっぱり「算術」抜きでは経営が成り立たないのはどこの業界も同じなのでしょうね。


コメント・メ−ルはこちらへ  koshihakase2525@live.jp

お願い、下の四角い所をポチッと押してください。
ポチッとから始まる幸せ❤




よろしければ、もうひとつ医学ブログあります

絶対に読まないで欲しい本

今日の医療を斬る - trackbacks(0) 腰博士

おそらくウソが書いてあるんだろうなと思いながらも、あえて釣られて買ってみました。

患者には処方するが、医者が患者になった時には飲まない。そんな薬はありません。手術も病気の時期とか適応がありますから、医者が受けない手術なんて基本的にありません。内容の半分は否定しません(合っています)が、半分は間違っています。

 

例えば「風邪に抗生物質は意味のない誤処方」これは一見その通りです。でも風邪だか肺炎だか見分けがつかないときだってあるのです。もし肺炎だったときに抗生物質を飲まないで我慢していたらどんどん悪くなります。風邪かもしれないけれど、もし肺炎だったら困るから抗生物質を飲んでおこう、そういう場合だって多々あるのです。実際に培養検査で菌が出ているのを確かめてから抗生物質を使う、それが理想ではあるのですが、菌が出るまでに時間がかかるのでそんなことしていたら手遅れです。

 

私の専門である整形外科の骨粗鬆の薬については、「活性型ビタミンD製剤は食欲が低下するのでいけない」これは完全なインチキです。飲んで食欲が低下する人もいないわけではないでしょうが、わずかです。それよりもメインの骨粗鬆治療薬と活性型ビタミンD製剤を合わせて飲むほうが、骨粗鬆治療薬を単独で飲むよりも薬の効果が高くなるのです。さらに「ビス系の骨粗鬆治療薬は顎の骨の壊死が報告されています」というのも昔の話で、今はビス系の骨粗鬆治療薬を飲んだから副作用で顎の骨の壊死が起こるのではなく、歯の治療中に感染したから顎の骨の壊死が起こり、ビス系の骨粗鬆治療薬を飲んでいると治りにくいというのが本当なのです。

 

「命を縮める無用ながん手術」というのも半分はウソです。末期の人に手術し過ぎてはいけないのは本当ですが、手術の適応がある人を放っておいて手術しなかったら明らかに進行してしまいます。がんに対する手術がすべて無用なわけではないのです。

 

一応、記事はすべて医者が書いていることになっていますが、おそらくあえて薬や手術の副作用だけを誇張するように編集されたものだと思います。実に腹立たしい。絶対に買わないでね。


コメント・メ−ルはこちらへ  koshihakase2525@live.jp

お願い、下の四角い所をポチッと押してください。
ポチッとから始まる幸せ❤




よろしければ、もうひとつ医学ブログあります

他人事じゃないですよ

今日の医療を斬る - trackbacks(0) 腰博士

先日、理学療法士の学会プログラムを眺めていた(日本運動器理学療法学会学術集会)。そうしたら九州の施設から面白い発表が・・・

 

日本整形外科学会は、運動器の障害により移動機能に低下をきたした状態をロコモティブシンドローム(ロコモ)と定義した。ロコモが進行すると 介護が必要になるリスクが高くなることから、老年期のみならず早期のロコモ発見の重要性が唱えられている。ロコモというのは年寄りに特有の現象で、若年者には縁がないのだろうかと疑問を持ち10−40代の521名(かなり多い!!)を対象にロコモ度テストを行ったという。そうしたら、移動機能の低下が始まっている状態(ロコモ度1 )と移動機能の低下が進行した状態(ロコモ度 2 )を合わせると、115名(22.1%)が該当したという。10代で13.3%、20代で20.9%もいたというから驚きですね。やっぱりもっと体を動かさないとダメですね。来春オープンする私の脊椎クリニックでは、興味を持って体を動かす習慣を身につけられるよう指導させていただきます。


コメント・メ−ルはこちらへ  koshihakase2525@live.jp

お願い、下の四角い所をポチッと押してください。
ポチッとから始まる幸せ❤




よろしければ、もうひとつ医学ブログあります

わざと書いてんのかな

今日の医療を斬る - trackbacks(0) 腰博士

昨日の件、おわかり頂けました??

 

 

医師の資格すら持たない偽医者の診療での事故と誤解されかねませんね。報道のあり方が問題ですよねぇ!興味本位で誰かを悪者にする報道は偏向だと思います。

 

資格のない医師が処置したから亡くなったと書かれたら誰でも、この医師が悪いと思いますよね。書いた記者も「資格のない医師が担当した」イコール「医者の医療ミス(しかも故意)」って勝手な判断で書いたんだと思います。

 

何故にちゃんとした病院で無免許医師が手術するとかあり得るのだろうか?と思ってた。

 

医療従事者ならまだしも一般の方にはそのように取られかねない報道の内容ですよね。意図的にそのように表現しているのなら憤りを感じますし、充分理解していないか表現力不足からくるものであれば情けないです。

 


コメント・メ−ルはこちらへ  koshihakase2525@live.jp

お願い、下の四角い所をポチッと押してください。
ポチッとから始まる幸せ❤




よろしければ、もうひとつ医学ブログあります

報道優先の怖さ

今日の医療を斬る - trackbacks(0) 腰博士

東京・武蔵野市の産婦人科病院で、中絶手術を受けた女性が手術の6日後に亡くなった。遺族は中絶手術を行う指定を受けていない医師が手術を行ったとして、この医師を警視庁に刑事告発した。

 

医者の教育の段階で、指定を受けていない医師が指定を受けるためには、経験を積まなければならない。すなわち指定を受けていない医師は指定を受けている医師の指導の元で人工妊娠中絶手術を行っているはずです。これは当たり前のこと。その状況下で事故が起こった?

 

もう一つは、手術と死亡との因果関係がわかっていないこと。それなのに刑事告発されたり、Yahoo ニュースに載ったりする。同級生の産婦人科医に言わせると「今回の手術で女性がうっ血性心不全になったとは考えづらいです。こんなことじゃ我々医師はどんどん萎縮していってしまいます。」なんとかならないものでしょうかね?


コメント・メ−ルはこちらへ  koshihakase2525@live.jp
お願い、下の四角い所をポチッと押してください。
ポチッとから始まる幸せ❤




よろしければ、もうひとつ医学ブログあります

医師に限り半額

今日の医療を斬る - trackbacks(0) 腰博士

ラ◯ザップは、ある会社を通すと医師に限り半額。その医師に体験してもらって、今度は医院と手を組んでメタボの患者を獲得しようとしているようです。メタボが治せない医師に変わっての世直しとは情けない。厚労省の統計によると、この10年で肥満者の割合は不動で変化ありません。体型を変えるのは薬では無理ですから、本人の強い意志が必要になります。そのために大枚を払うというのは良いモチベーションになりますが、なんだか違うような。連携と謳いながらも医者が第3次産業に利用されています。

 


コメント・メ−ルはこちらへ  koshihakase2525@live.jp

お願い、下の四角い所をポチッと押してください。
ポチッとから始まる幸せ❤




よろしければ、もうひとつ医学ブログあります

湿布の保険適応

今日の医療を斬る - trackbacks(0) 腰博士

医療機関で湿布の処方される量が半端ないという。年間およそ54億5千万枚で、おおよそ1300億円という試算がある。

 

そのため今年から一回の受診で処方できる湿布の量は最大でも10袋(70枚)までと決まった。湿布をこれだけたくさん使う風習、もしくは公費補助がある(一部にせよ湿布の購入に健康保険が効く)というのは、世界的にも珍しいらしい。医療費がかさむので今後は湿布はどんどん削減される方向へ。まあ、悪くはないが、困る人もたくさん。もしかすると一番困るのは医者かもしれない。打撲や捻挫で「湿布、出しときますね」って言えなくなるから。


コメント・メ−ルはこちらへ  koshihakase2525@live.jp

お願い、下の四角い所をポチッと押してください。
ポチッとから始まる幸せ❤




よろしければ、もうひとつ医学ブログあります

健康ブーム

今日の医療を斬る - trackbacks(0) 腰博士

もはや健康業界花盛り、いろんな手法の宣伝で盛り上げて買わそうと商魂巧みです。暇だと面白がって「評判」とか「口コミ」とかを見てみます。

 

「食事制限も運動もなしで、1か月で細マッチョになれちゃいます。送料560円だけ払えば、1か月分の超高級サプリがもらえちゃうんです。」というから申し込みページまで見てみると確かに初回は無料、以後毎月10日にお届けするので、その引き落とし口座を入力するようになっています。「1か月で細マッチョになれちゃうなら、2か月目以降は必要ないじゃない」と思うのですが、こういうのを深く考えずに申し込んでしまう人がいるんだろうなと摩訶不思議。

 

メタボは認知度は上がりましたが、全く減っていませんね。医療業界はただ検査(健康診断)と指摘をしているだけで、しっかりとした治療はしない(できない)で本人任せ。後を任された本人は、健康業界の商魂に乗せられて右往左往するばかり、テレビや雑誌でも「こうしたら(簡単に)痩せられる」とインチキばかり。これではいけませんね。


コメント・メ−ルはこちらへ  koshihakase2525@live.jp

お願い、下の四角い所をポチッと押してください。
ポチッとから始まる幸せ❤




よろしければ、もうひとつ医学ブログあります

法改正を!

今日の医療を斬る - trackbacks(0) 腰博士

昨日、お昼ご飯を食べた帰りに駅前を通りがかったらお爺さんが倒れていた。手足は動かさないが、目を開けており意識もあり、呼吸もしている。口から血を流していたが、どうやら吐血ではなく、倒れた時に顔から地面にぶつけた感じだ。一応近づいてそこまで確認した。すでに駅員さんとお巡りさんが到着しており、救急車も呼んだようだ。さて私は何をするか・・

 

結局そのまま立ち去りました。飛行機の機内で「お医者様はいませんか?」もそうですが、何の道具もない状態では医者であっても無力です。心臓でも止まっていて心臓マッサージくらいならば一般人よりはうまくできるかもしれません。そんな程度です。もちろん、人として何か手を貸してあげたい気持ちはあります。しかし現在の法律では、もし手を貸しても結果が思わしくなければ、「お前のやり方がまずかった」と訴えられることだって普通にあり得るのです。ボランティアで協力して裁判沙汰になる・下手すると逮捕される、そんなバカなこと・不利な状況ってありえないでしょう?「それは極端な例なのでは?」確かに極端かもしれませんが十分にあり得ることなのは、医者なら皆わかっていますが、一般の方々にはお分かりいただけないかもしれません。早く法改正していただきたいものです。


コメント・メ−ルはこちらへ  koshihakase2525@live.jp

お願い、下の四角い所をポチッと押してください。
ポチッとから始まる幸せ❤




よろしければ、もうひとつ医学ブログあります

医者側は分が悪い

今日の医療を斬る - trackbacks(0) 腰博士

脂肪由来の幹細胞を使った「再生医療」の実施に当たって、十分な説明がなく、かえって症状が悪化したとして70歳の女性が、東京都内の診療所(美容外科)の院長と担当医(当時)に634万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(森冨義明裁判長)は院長らに184万円の支払いを命じた。病院側は説明を尽くし、「私の自由意思に基づき本治療を受けることに同意します」とする同意書に署名を取っていると主張したが、裁判所は「説明義務が尽くされたとは言えない」と判断した。

 

自由診療(健康保険がきかなくて、すべて自費)というのは別としても、手術の同意書に署名までされているのにそれが無効という判決。同意書ってなんだろう? 強いては医療ってなんだろうという疑問を抱かせる判決。同意書がなければ「同意書がない」と言って責め立てられ、同意書があっても結果が悪くて裁判になれば「理解するまで説明すべきだった」と言われる。他の例で言えば借金の連帯保証人、連帯保証人の書類に印を押して「自分に支払い義務があるなんて知らなかった」は通用しない。連帯保証人だって「理解するまで説明すべき」だし、よく分からないまま連帯保証人の書類に判を押したからといって連帯保証人書類は無効という言い分は許されていない。それなのに医療はリスクをきちんと用紙に書いて説明しても治療結果に不満が出てしまうと「理解するまで説明すべきだった」と責められる。そんな事がまかり通るならば「先生は説明義務も十分に尽くしてくれました」というさらなるサインが必要となるのかもしれない。悲しい現実だが、医療に関して医者側は分が悪い。


コメント・メ−ルはこちらへ  koshihakase2525@live.jp

お願い、下の四角い所をポチッと押してください。
ポチッとから始まる幸せ❤




よろしければ、もうひとつ医学ブログあります

無料ブログ作成サービス JUGEM