医療批判記事

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講談社から出ている「週刊現代」という雑誌があり、このところ医療批判記事を連載しているようです。「飲んではいけない薬」とか「受けてはいけない手術」とか。薬でいうと、ごく稀にしか起こらない副作用を一般化し、全員に重篤な副作用が出るかのように記事を作っている。手術について取材を受けたある医師は、自分の回答を都合のいいように切り貼りされ、全てのケースで手術は危険なので勧めないという内容に歪曲されてしまったといいます。

 

マスコミの影響力は大きい。売れればいいというだけで、ウソも真実も関係なくなったらおしまいである。「ほとんどのガンに無駄な手術が行なわれており、手術がかえって寿命を縮めている」とか、「健康診断や人間ドックは無意味だ」とインチキを並び立てる。中にはそれに便乗してそういった趣旨の著作で金儲けしている危ない医者までいる。例外だけを誇張して、あたかも全てがそうかのように思わせる手法、困ったことだ。


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生活習慣

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世界保健機関(WHO)は、肥満や糖尿病を減らすため、砂糖の入った飲料への課税を進めるよう各国に呼び掛けた。WHOは、砂糖入り飲料などの消費は「肥満や糖尿病に苦しむ人々を世界で増やす主要因だ」と指摘。価格が上がれば、消費が減る明確な証拠があるとし、「政府が課税すれば、人々の命を救える」と訴えた。WHOによると、2014年には世界で18歳以上の39%が「過体重」だった。糖尿病患者の数は1980年に1億800万人だったが、14年には4億2200万人に増えている。

 

砂糖だけがいけないのですかね?確かに摂り過ぎはダメだけど、摂らな過ぎもいけませんね。糖質ダイエットとか低炭水化物ダイエットがいわば流行語になりつつあります。しかし、それが継続できる人は少ない。みんなその時だけ、下手するとその日だけ。健康とか食生活とか運動習慣というのは、毎日の積み重ねですから長続きしない方法は全て意味がありませんよね。来春以降にご期待ください。そういうセミナー(講演会)開催しますから。


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医療費抑制?

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厚生労働省は、柔道整復師(柔整師)の施術に公的医療保険を適用する療養費制度について、不正請求対策を強化する方針を固めた。不正の疑われるケースは接骨院などにカルテなど関連資料の提出を義務付ける。柔整師の急増に伴う接骨院の過当競争で療養費の不正請求が横行しており、厚労省は近く都道府県など関係機関に通知。来年度から開始する。(毎日新聞)

 

先日こんな記事を見ました。本来、柔整師は急性期の骨折や脱臼、捻挫しか診てはいけないはずで、それ以外を診るのは違法なのです。しかし関節の軟骨が擦り減ったりする「変形性関節症」から来る痛みであっても、捻挫とかの病名で診療しているようです。来た客(患者)を追い返すことも出来ず、ひねっていなくても普通に「捻挫」で診療していると聞きます。またひどいひどい例になると、首も悪いんじゃないですかなどとたたみかけて、身体の2カ所も3カ所も診ていることもあるとか。整形外科だと少なくとも半分以上の人は「身体の悪いところ1カ所」でかかることが多いのですが、接骨院の場合にはそれが逆転して半分以上の人は「身体の悪いところが複数」でかかっているとも。この辺を徹底して監査すると、医療費抑制になるかもしれませんね。


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体つき

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体操選手の診察をすると、少なくとも上半身はいい体つきしてる。でも、ボディビルダーとは筋肉のつき方が違うんだよなあ。なんでか?

答え:体操選手はウエイトトレー二ングをしないからですね。すべて練習中の自重トレーニングついた筋肉。身体は育て方によって、形が違ってきますね。

これは服のCMに出てくるモデルさん。細くてきれいな脚、と思われるかもしれません。しかし足首とふくらはぎの太さがほとんど変わらないので病的な脚です。ヘタすると下腿も大腿もほとんど同じ太さですね。筋トレをせずに食事だけで痩せたので脂肪と共に筋肉まで落ちてしまい棒脚になっているのです。こういう人は若くても貧血だったり骨粗鬆症だったりで不健康なのです。もちろん筋力もないので、高齢になったときに寝込めばすぐに寝たきりになるし、褥瘡や肺炎も併発しやすくなります。それじゃーね〜


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総数の問題

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ちょっと前になるが、こんな記事が載っていた。

インターネットで予約した旅行に関するトラブルが増えているとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。国民生活センターによると、全国の消費生活センターなどには、去年、旅行に関するトラブルの相談が3545件あり、このうち1669件がインターネットで予約した旅行に関するトラブルの相談だったという。

 

これを見て「全トラブル:3545件」「インターネット予約のトラブル:1669件」「通常予約のトラブル:3545−1669=1876件」まだ通常予約(インターネット以外)の方が多いからそっちの方が危険じゃ無い! とコメントしている人が多いこと。そうじゃなくて・・・ 実際この記事からは、「インターネット予約のトラブルの相談が以前より増えている」ということしか分からない。通常予約でトラブルのなかった人とインターネット予約でトラブルのなかった人の数が分からないとトラブル率が出てこない。だからインターネット予約と通常予約でどっちが危険かは分からない。

 

薬の副作用の件もこれと同じで、何人に副作用で重い障害が出たとだけ報道されても、実際にその薬を飲んでいる人がどれだけいるのかが分からないと確率が出てこない。こういう報道ってなんとかならないのかなあ?もっとわかりやすく言うと、「白米(ご飯)を食べて突然、激しく下痢をした人が10人いました。」と報道されても、毎日白米食べている人がどれだけいるのよ?!って話と同じよ。「自分にも起こりそうで怖い」と考えるか、「自分はまず関係無いだろう」と考えるか・・


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健康格差

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昨日NHKで「健康格差」の問題を取り上げていた。珍しくまともなこと言ってるなと面白く拝見しました。

 

職業、経済力、家族構成や地域などによって、病気のリスクや寿命に格差が生じることを「健康格差」といいます。これを聞いて私が一番に思い出したのは「経済力が低いと太りやすい」と言う事実でした。なぜなら炭水化物の摂取量が増えるから。すなわち肉や魚などのタンパク質がおろそかになり、単に安くて腹を満たす白米やパンに偏って食べるようになるからです。番組の中でやっていた「非正規雇用は正規雇用に比べて糖尿病合併症のリスクが1.5倍高いことや、教育年数が短い低所得の高齢者ほど死亡や介護のリスクが大きいってこと」は、まさに収入と直結です。経済力の違いによる健康格差は、糖尿病以外にも精神疾患は3.4倍、肥満や脳卒中でも1.5倍と言う具体的な数字は勉強になりました。

 

炭水化物というのは脳の唯一の栄養素でもあるし、筋トレ・ダイエットにとっては両刃の剣です。炭水化物の摂りすぎは良く無いけれど、摂らな過ぎもよくない。炭水化物ダイエットというのもある程度ルールを守ってやればいいけれど、極端になると寿命を縮めます。そんなことを思い出しながら見てました。


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整形外科エコー

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昨日は手術も外来も大変で、帰宅するとすぐに疲れて寝てしまいましたとさ・・・

 

アレックスグループに移って、エコーを一生懸命にやっています。お腹のエコーはよく聞きますが、整形外科でのエコーはあまり聞きませんよね。でもね、うまくいくとすごいんです。昨日もレントゲンでは骨折が分からないんですけれど、エコーを当てるとほらっ!白い線が骨の輪郭なんですけれど、オレンジの矢印の先に白い線が途切れてプツッと黒いところがある、それが骨折線なのです。すごいよね。


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薬漬け?

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薬漬けと言う言葉がありますよね。あっ、麻薬の方じゃなくて、医者から意味のない薬をいっぱい出される方です。あれはやっぱりマスコミ用語なんでしょうね、もしくは自作自演?

 

医療機関でいきなり10も20も薬出すことってありませんよ。特に今なんか医薬分業で、医療機関は処方箋を発行して処方箋料を受け取るだけ。だから薬を1種類出そうが多く出そうが処方箋料は変わらない。それよりも7種類以上処方すると逆に処方箋料が下がる仕組みだったかと。

 

薬の種類が増えていくのは多くの場合、患者さんの方に原因がありそうです。「最近眠れない」というから1種類増え、「食欲がない」というから1種類増え、「手がしびれてきた」というから1種類増えと言う状況です。患者さんから「最近眠れない」と言われて、「あっ、そうですか。頑張って寝てください」といって受け流すわけにもいかず、「仕方ないなあ」と思いつつも1種類増えてしまう。それが現実だと思います。そんな状況が積もり積もって薬の品数が増えてしまう。

 

「いや、薬じゃなくて頑張ってみます」と言えば、多くの場合、絶対に必要な薬以外は処方しない。だから「私は医者から薬漬けにされています」という患者さんの多くは自分に非がある、私はそう思っています。もちろん、数が増えてきたので効いていないと思われる薬は中止しましょうねという医者の気遣いも必要ですけれどね。薬をくれと言われるから出していったら増えちゃった・・・お互いにそうならないようにしないといけませんね。


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なんなんだろ?

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慶応義塾大学病院(東京都新宿区)で心臓手術を受けた女児(5)の脳に重い障害が残ったとして、両親が同院を運営する学校法人慶応義塾を相手取り約2億円の損害賠償を求める訴訟を起こすことが20日、関係者への取材で分かった。高度な医療を提供する特定機能病院の承認取り消しを厚生労働省に求める。

 

両親の代理人弁護士によると、女児は生まれつき心臓に穴が2つあいている先天性心疾患があり、生後3カ月だった平成22年12月24日、慶大病院で穴を塞ぐ手術を受けた。病院側は手術2日前の検査で、全身に血液を送る大動脈と肺に血液を送る肺動脈の間の壁にも穴が見つかったとして、手術内容を変更。その結果、大動脈に外部の人工心肺から伸びる送血用の管を当初の予定とは違う位置に挿入した。その際、管が脳への血流を阻害して十分に酸素が行き渡らなくなり低酸素性虚血性脳症を発症したとみられる。手術時間は予定を大幅に超え、7時間に及んだ。病院側は事前に脳障害が起こるリスクを伝えていたとしているが、手術の同意書には記載はなく、両親は聞いていないと主張している。

 

こういう記事を読むと複雑な気持ちになります。そもそも生まれつき心臓に穴が2つあいている先天性心疾患があるというだけでも重症です。だからこそ生後3カ月なのに手術をした。すごくちっちゃなちっちゃな心臓ですよ。それで結果がうまくいかなかった。どう責任取ってくれると裁判。ご両親の気持ちが分からないでもありませんが、医療に完璧を求められても・・・。逆に完璧を求められるならば、手術を請け負う病院は無くなります。

 

「いや、完璧なんか求めていない。でも脳に重い障害が残る可能性なんて聞いていない」そういう流れなのかもしれません。そうなると、全部説明しなければいけないのか、例えば透析になる可能性もあります、目が見えなくなる可能性もあります。おそらく法律的にはそうなのでしょう(医者の泣き所です)。だから現在では手術承諾書の数が増えたり、必要以上に怖いことが書いてあったりします。局所麻酔でイボを取る手術にしたって薬のアレルギーで死ぬことがありますとまで、視力をよくするレーシック手術だって失明することがありますとまで書かなければいけなくなります。それって?? 複雑な気持ちになりませんか?

 

なんのための手術なんだろう?なんのための手術説明なんだろう?


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インチキ記事

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最近では健康志向が強いのか、医療に関する記事も多い。週刊誌が特集をしてみたり、医者や薬剤師が書籍を出版する例もある。

 

「患者には出すけど、医者が飲まないクスリ」週刊誌あたりだとこんな見出しで読者を釣る。しかしそんなことはあり得ない。もしそんな悪い薬が存在するならば、常識ある医者なら製薬会社に抗議・質問するのが普通。さらには自分のクリニックの評判が悪くなるので、そんな危険なことはしない。その肩書きを利用して、薬剤師もそういった記事に加勢することも多い。

 

医者の方でもガンは放っておけとかインチキを言うヤブ医者がいる。無駄に手術を受けても余計に寿命を縮めるだけ、むしろ病院に殺されているんだという論旨。実際は「ガンもどき」だから自然に治るといい、放っておいて死んでしまえば「本当のガンでしたね」でおしまい。なんとも無責任。

 

薬漬けで殺されるとか、手術で殺されるとか言いたい放題。そういうのを見るとうんざり。中には信じてしまう人も多いらしく、困った現実。


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